地震に強い家を建てるには?地震に強い形状や注意点を解説

公開日:2023/11/15  最終更新日:2023/09/21

日本は地震大国であり、家を建てるなら耐震性にこだわりたいという方も多いのではないでしょうか。地震に強い家を建てるうえで、耐震等級や地震に強い家の形状の特徴、注意点などを理解しておくことが大切です。そこで今回は、地震に強い家を建てるうえで押さえておくべきポイントを解説します。

耐震強度を示す「耐震等級」を確認しよう

耐震等級とは、建築物が地震に対してどれほど強いのかを表す評価基準です。この評価は1~3の等級に分けられ、耐震性が高ければ高いほど、等級数が増加します。具体的な耐震等級のランクと評価について確認していきましょう。

耐震等級1

震度6強から7に相当する地震発生時でも、倒壊や崩壊しない最低限度の強度を有する建物で、1981年の改正建築基準法によって規定された基本的な耐震基準(新耐震基準)を満たしているものです。

耐震等級2

耐震等級1の1.25倍の強度の力に対応できる建物であり、一般的な住居としては、このランクから「長期優良住宅」としての認定が可能です。

耐震等級3

耐震等級1の1.5倍の強度の地震力に立ち向かえる建物で、これが最上級のランクとなります。

このようなランクと評価があり、地震に強い家にこだわるなら、耐震等級3を取得するようこだわってみるとよいでしょう。

地震に強い家の形状とは?

地震に強い家には、なぜ強いのか、特定の理由や特徴が存在します。地震への強さは、単に築年数で判断できるものではなく、たとえ古い家でも、しっかりとした耐震設計がされていれば、大きな地震でも大きなダメージを受けずに済む可能性が高まります

具体的には、地震に強い家の共通点として、至ってシンプルな形状をしていることが挙げられます。

家を真上から見てみた場合、正方形や長方形のようなシンプルな形状の家は、地震の際の揺れに対して高い耐性性を維持しやすいとされています。というのも、シンプルな形状の家は全方向から均等に力がかかるため、地震のエネルギーを上手く分散しることが可能だからです。

一方、複雑な形状の家は、地震の際に特定の箇所に過度なストレスがかかり、その結果、家が損傷したり、崩れ落ちたりする可能性が高いのです。

では、シンプルな形状の家とは、具体的にどのような形なのか見ていきましょう。

まず、平屋は一階建ての家を指し、地震に対する耐性が高いとされる形のひとつです。その構造がシンプルであるため、地震の力が均等に分散されやすいことが理由です。また、高さが低いため地震時の揺れも比較的少なく、倒壊リスクも低いというメリットがあります。

次に、総二階の家も地震に強い形状のひとつです。総二階の家とは、1・2階が同じ形をしており、家を正面から見たときに長方形型をしている家を指します。地震の際に力が均等に分散されやすいことから、地震に対する耐性が高いといえます。

そのほか、1階と2階が中央にそろった家も、耐震性が保ちやすい形状です。バランスが良く地震時の揺れに強いとされます。2階部分にかかるふかが1階部分に分散されやすく、高い耐震性を維持しやすいとされています。

地震に強い家を建てる際の注意点

地震に強い家を建てるうえで、押さえておきたい注意点があります。

まず、都会などでよく見かけるビルトインガレージは、家全体の構造的安定性に影響を与える可能性があります。ガレージの部分での壁の不足や、構造的な弱点が耐震強度を低下させることがあるからです。重量鉄骨を採用するなど、工法や設計にこだわるようにしましょう。

また、大きな吹き抜けは、開放感や意匠性をもたらしますが、地震に対する耐性には悪影響を与える可能性があります。大きな吹き抜けがあると、構造の剛性が失われ、地震の揺れにより建物が不安定になる恐れがあるからです

また、温度管理がむずかしくなったり、2階のスペースが減ったりするなどの懸念点もあるため、採用するときは慎重に検討しましょう。

さらに、家を後から増改築する場合や、地盤のやわらかい場所に家を建てるときなども、耐震性を確保しにくいので注意が必要です

そのほか、開放感を得やすい窓も、大きすぎたり、数が多すぎたりすると耐震性を損ないやすくなります。窓の配置とサイズを適切に設計し、地震に強いガラスを選択することで、地震時のリスクを低減させることが可能であるため、耐震性を意識しながら検討しましょう。

まとめ

日本で地震に強い家を建てるためには、耐震等級3を取得するよう設計するほか、形状や注意点を理解しておくことが大切です。地震に強い家は、平屋や総二階などのシンプルな形状が理想とされています。また、ビルトインガレージや大開口、大きな吹き抜けなどは耐震性を損ないやすい傾向にあります。もちろん、工法や設計によって高い耐震性を維持できるケースもありますが、シンプルな形状の一般的に比べて注意手必要であることを考慮しておくようにしましょう。

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