セキスイハイム近畿の口コミや評判

1947年にプラスチック製品のパイオニアとしてスタートした積水化学工業株式会社が、本格的な住宅事業の展開として1970年に開発したのがユニット工法の住宅、セキスイハイムです。そのグループ会社として奈良の注文住宅を扱う企業にセキスイハイム近畿株式会社がありますが、どのような特徴で展開しているのかを紹介します。

エネルギー自給自足型を提案

ユニット住宅であるセキスイハイムやセキスイツーユーホームの販売、設計、生産、施工をはじめ、不動産販売、集合住宅などの企画、設計、施工を手がけるのがセキスイハイム近畿です。

総合住宅企業として、奈良県をはじめ、大阪、京都、兵庫、滋賀、和歌山などの近畿エリアで地域密着の展開をしています。

セキスイハイム近畿の特徴のひとつとしてあるのが、エネルギーの自給自足型を提案していることです。持続可能な社会を目指す流れとなっているなかで、環境の負荷を減らしたサスティナブルな暮らしの実現のためにエネルギーの自給自足型を目指しています。

具体的には二酸化炭素の排出量が多い化石燃料の比率を減らし、環境に優しい大容量の太陽光発電システムの設置を推奨しています。

自然エネルギーが増えることで、年間の一次消費エネルギー量の収支をゼロ以下にするこれからの住まいの新基準でもあるZEHの住まいの実現にも近づくことが可能です。

また、エネルギーを賢く利用するためにあるのがスマートハイムと呼ばれるホームエネルギーマネージメントシステムで、住宅設備とのネットワークがあることで、無駄なエネルギーの利用を減らした賢い暮らしが実現できます。自宅で発電した電気は、蓄電池によって貯めることで、エネルギーを効率的に活用することもでき、災害時のリスクも軽減できます。

外壁は塗り替えなくていい

セキスイハイムが採用している工法としては、ユニット単位に分類し、徹底した品質管理のもとで精密に作られたユニット工法を採用し、住宅づくりの多くの工程を工場で行うことで高い性能の住宅を実現しています。

省エネ性能だけでなく、耐震性や断熱性、遮音性、可変性、耐久性などの高さにより快適な住まいを実現していますが、セキスイハイムが注目されるポイントとして、性能面はもちろんのことコスト面でも優れているところです。

コスト面としては建築費用などの建築時に発生するイニシャルコストだけを考えてしまいがちですが、住宅に関しては住んでいる時にかかってくるランニングコストについても十分考える必要がでてきます。

ランニングコストとしては、日々発生する電気代やガス代などの光熱費、メンテナンス費、修繕費などがあります。自給自足型を目指すことで光熱費などの削減が実現できますが、それ以外でも高耐久部材を使用することによって、不必要なメンテナンス、リフォームなどのコストを削減し、災害などの被害にも耐えられることができます。

具体的に使用されている部材についていくつか紹介します。

塗り替え不要の磁器タイル外壁

建物のなかでも大切な要素となっているのが外壁部分です。美観の維持や向上という点だけでなく、紫外線や雨など外的な要因から守り、住宅の劣化を防ぐ役割があるために、通常は定期的な塗装が必要となってきますが、外壁塗装に発生するコストは決して安くはありません。

その点セキスイハイムでは、汚れにくく紫外線や酸性雨に強い磁器タイル外壁を使用することで、塗り替える必要もなくコストも時間もかけずに美観を維持することができます。磁器タイル以外でも高耐久な外壁の提案も可能です。

サビや雨風に強い外装材

屋根にはサビに強いステンレス素材を使用し、軽量にすることによって地震からの被害も少なくすみます。屋根庇には長く美観を保ち、雨風に強いアルミ材を採用することでメンテナンスの周期も長く伸ばすことができるので維持費がおさえられます。

高耐久鉄骨を採用した構造体

住まいを長持ちさせるためのポイントとして構造体の耐久性が重要です。構造体にはビルや鉄塔にも使用されている鉄骨にサビから守る高耐食メッキをすることで、高い耐久性を実現します。

「長く住み継ぐ住まい」を目指す

日本の住宅の平均寿命は外国と比べても短いと言われてきているからこそ、セキスイハイムは長く住み継ぐ住まいのための品質にこだわり続けています。

そのためにも、高耐久の構造体で家を支え、高耐久部材の屋根や外壁を使用することで外側の影響から守り、60年にも及ぶ長期サポートシステムによって、長期にわたり快適に住み続けることを実現しています。

さらに、工場での生産工程で廃棄物を軽減し、廃棄物のリサイクル技術の開発などを行い、廃棄物を資源として再利用する取り組みも行っており、環境に優しい家づくりを推進しています。

他にも建てたモデルハウスを壊さずに、ユニット単位で解体して、運搬し、新たな土地に建築して再利用販売として提供するリユースハイムも行っているのです。

まとめ

今回はセキスイハイム近畿の特徴を紹介しました。環境にも人にも優しい暮らしの実現のためにエネルギーの自給自足の推進を行っている企業です。大容量の太陽光発電システムの設置を推奨し、住宅設備とのネットワークでつなぐエネルギーマネージメントシステムによって無駄なエネルギーの利用を減らして光熱費削減を実施しているほか、高耐久部材を使用することでメンテナンス費削減にも貢献しています。